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院長に聞くさかき歯科の入れ歯治療
入れ歯はインプラントよりも経験値が必要
難症例の方へも最低限噛める入れ歯を
歯を失った時の方法には、インプラントのほかに入れ歯もありますが、入れ歯はインプラントよりももっと経験が必要になると思っています。
インプラントの場合、骨の量が足りない箇所へ無理に打つようなことはまずしませんが、入れ歯の場合、皆さんの常識ではイメージできないくらい顎の骨がなくなってしまっている方へ、治療しなければいけないケースがあります。
歯を失って困っていて、しかもインプラントもできないとなると、これは入れ歯を選択するしかないわけですから、抜歯後、骨が2cm痩せてしまっているような方にも、最低限噛める入れ歯を作らなければいけません。
前職にて難症例の入れ歯治療を多数経験
おそらく、“顎の骨が2cm痩せてしまっている”というような難症例に対しては、通常のやり方では入れ歯は作れません。
相当の経験がないと入れ歯の形にならないでしょうし、どういう形にすればいいのかイメージもできないはずです。
決して驕り高ぶるわけではないですが、近隣の歯科医院でこういう入れ歯が作れる歯科医院はそうありません。
東京の有名な先生に、高いお金を支払えば作ってもらえるかもしれませんが、堺東でこれを保険適用で作れるところは当院を含めてごく限られています。
前職の小室歯科の先代の院長が入れ歯の大家で、入れ歯の難症例の患者さんが遠方から集まってくるような場所だったので、そういう環境の中で勉強し、経験が積めたことは大きかったです。
いかに患者さんの口腔内を再現し
それを歯科技工士に正確に伝えるか
入れ歯の作製は歯科技工士に依頼しますが、歯科技工士は患者さんの歯型から作った模型をもとに入れ歯の作製を進めていきます。
なので、私たち歯科医師は、患者さんの口腔内を正確に再現し、それを歯科技工士に「口の中はこんな状態です」と模型を通じて伝えなければいけません。
先ほど例にとった“顎の骨が2cm痩せてしまっている”ような方への入れ歯の場合、相当な経験を積んでいないと、正確に情報が伝えられる模型を作るためにどんな歯型取りをすればいいのか、想像もつかないのではないでしょうか。
そこは経験がなせる業です。